糸を操る職人の手元

Kitsuneori Works

伝統と革新を織りなす。

私たちの哲学

光が差し込む静かなデザインスタジオの風景

「Kitsuneori」—それは、古くからの言い伝えに登場する狐の持つ、賢さ、変幻自在さ、そして神秘的な魅力にインスパイアされています。私たちは、日本の伝統的な「織り」の技術に敬意を払いながら、現代の感性でそれを再解釈します。

一枚の布、一着の服に、単なる素材以上の価値を見出し、物語と魂を吹き込む。時間とともに色褪せることなく、むしろ深みを増していくような、長く愛されるものづくりを目指しています。それが私たちの使命であり、Kitsuneori Worksの根幹を成す哲学です。

私たちは、過去から未来へと繋がる、文化と技術の架け橋となることを願っています。

事業内容

稼働中の近代的な織機

細部に宿る匠の技。一枚一枚、魂を込めて。

テキスタイルデザイン・製造

コンセプト開発から織り上げまで一貫して対応。ジャカードや特殊織物など、お客様のビジョンを具現化するオリジナリティ溢れる生地を制作します。用途に応じた最適な素材選定と、Kitsuneori独自の織りの技術で、唯一無二の表現を追求します。

デザイナーがアパレルのパターンを製作中

デザインから手元に届くまで、心を込めて創り上げます。

カスタムアパレル製造

私たちがデザイン・製造した独自のテキスタイルを使用し、パターンメイキングから縫製まで、小ロットでのカスタムアパレル製造を承ります。ブランドのシグネチャーアイテムや、特別なコレクションにおいて、高品質と独自性を両立させます。

ミニマルなギャラリーに展示されたテキスタイルアート

世界観を構築し、記憶に残る体験を創造する。

アートディレクション・企画

ファッションブランドのシーズンテーマ構築、コレクションの世界観作り、文化施設の展示企画など、視覚的な要素を通じてブランドやプロジェクトのアイデンティティを確立します。コンセプトから実践まで、包括的なサポートを提供します。

文化イベントのためにデザインされた美しいポスター

文化的な響きを持つ、洗練されたビジュアル。

グラフィックデザイン

展示会のポスターや図録、ブランドのブックレット制作、ウェブサイトのアートワークなど、文化的な文脈に根差した洗練されたグラフィックデザインを提供します。テキスタイルと融合した一貫性のあるブランディングで、より深いメッセージを伝えます。

ものづくりの工程

デザインチームが打ち合わせをしている様子

対話と構想 (Consultation)

私たちはまず、お客様の想いやビジョンを深く理解することから始めます。綿密な対話を重ね、潜在的なニーズやプロジェクトの核となるコンセプトを共に探求し、具体的な形へと落とし込んでいきます。ここから、独創的な創造の旅が始まります。

試作された小さなテキスタイルサンプル

設計と試作 (Design & Prototype)

構想されたアイデアは、熟練のデザイナーの手によって緻密なスケッチやデジタルモックアップに落とし込まれます。同時に、小さなテキスタイルサンプルを試織することで、質感、色味、そして光の当たり方による表情の変化を多角的に検証し、最高の完成度を目指します。

色とりどりの糸巻きが並ぶ棚

素材と技術の選定 (Sourcing & Technique)

国内外から厳選された上質な糸や素材を調達し、デザインを最も美しく、そして機能的に表現するための最適な織りの技術を決定します。伝統的な技法から最先端のテクノロジーまで、無限の可能性の中からお客様のビジョンに合致する最高の組み合わせを追求します。

最終仕上げの検品を行う職人

製造と仕上げ (Production & Finishing)

熟練の職人が確かな技術で織機を操り、一点一点丁寧に生地を織り上げていきます。製造過程の細部にまでこだわり、最終的な品質チェックと丁寧な加工を経て、お客様の手に渡る製品が完成します。最高の品質と美しさを追求したKitsuneori Worksの逸品です。

実績

京都のギャラリーでの展示風景

Project 'Rin' - Gallery Exhibition

京都でのギャラリー展示。光と影、そして風の移ろいをテーマにしたテキスタイルインスタレーション。訪れる人々に静謐な思索の時間を提供しました。

カスタムデザインされたジャカード生地のクローズアップ

Brand 'Sui' - A/W Collection Fabric

国内の気鋭ファッションブランド「Sui」のために開発した、繊細な植物柄を立体的に表現したカスタムジャカード生地。ブランドの創造性を最大限に引き出しました。

東京デザインウィークでのインスタレーション

Tokyo Design Week Installation

東京デザインウィークに出展した、来場者が触れて楽しめるインタラクティブなテキスタイルのインスタレーション。素材の可能性と触覚的な体験を追求しました。

老舗料亭の調度品に使われた特注生地

老舗料亭『旬の饗宴』 - 特注調度品

歴史ある料亭の個室向けに、日本の四季をテーマにした調度品用特注生地を制作。空間に合わせた繊細な色合いと風合いで、和の趣を深めました。

食専門出版社とのコラボレーションによるブックカバー

某食専門出版社 - 特別版ブックカバー

限定出版される美食ガイドブックのために、手触り豊かな特殊織のブックカバーをデザイン・製造。本の価値を高めるプレミアムな仕上がりを実現しました。

高級生活雑貨ブランドとの共同開発商品

Hygge Lifestyle - ホームテキスタイル共同開発

北欧系の高級生活雑貨ブランドと提携し、日常を豊かに彩るホームテキスタイルラインを共同開発。Kitsuneoriの技術が生活空間に溶け込みました。

持続可能性への取り組み

天然の藍染の染料が入った甕

私たちは、未来へと続くものづくりを目指しています。地球環境への配慮と、ものづくりに携わる人々への敬意を忘れず、持続可能な社会の実現に貢献していきます。

具体的には、オーガニック素材や、古くから伝わる天然染料(例えば藍染など)を積極的に採用しています。また、過剰生産による資源の無駄をなくすため、お客様からの受注を基にした小ロット生産を徹底。これにより、生産プロセスでの廃棄物を最小限に抑えています。

一時の流行に流されることなく、世代を超えて長く愛されるタイムレスな製品を創造すること。それが、Kitsuneori Worksが提案する、真の意味でのファッションサイクルの見直しです。

葉のアイコン

天然素材・染料の利用

工場アイコン

国内の小規模工場との連携

リサイクルアイコン

廃棄物削減のための受注生産

お客様の声

"Kitsuneori Worksさんには、弊社のブランドコンセプトを深く理解していただき、期待をはるかに超えるテキスタイルを制作していただきました。彼らの細部へのこだわりと、伝統と革新を融合させる技術は他に類を見ません。次のコレクションもぜひお願いしたいです。"

- fashion brand 'YUI' ディレクター 田中 結衣様

"ギャラリーの展示プロジェクトでKitsuneori Worksさんとご一緒しました。彼らのアートディレクションは、空間全体に生命を吹き込むようでしたね。来場者からも、彼らの作品が放つ独特のオーラに感動したという声を多く聞きました。"

- 国際アートギャラリー 'SAKURA' キュレーター 山本 健太様

"私の作品に合う生地を探していましたが、Kitsuneoriさんに相談したところ、まさに理想通りの唯一無二の生地を提供してくれました。特に、手織りの温かみと現代的なデザインの融合が、作品の可能性を大きく広げてくれました。"

- 彫刻家 佐藤 光一様

"限定版の書籍カバーのデザインをお願いしましたが、テキスタイルの質感とグラフィックが完璧に調和し、コレクターズアイテムとしての価値を格段に高めてくれました。彼らのクリエイティブな提案力は素晴らしいです。"

- 出版社『ことばの杜』編集長 中村 恵美子様

"持続可能なビジネスモデルを模索する中で、Kitsuneori Worksさんの哲学に出会いました。オーガニック素材と小ロット生産という彼らのアプローチは、私たちが目指す方向と完全に一致しています。今後もパートナーとして、共に成長していきたいです。"

- オーガニックライフブランド『大地と糸』創業者 小林 慎吾様

お問い合わせ

ご連絡先

〒162-0814 東京都新宿区神楽坂2-3-12
電話: +81-3-6825-7098
Email: [email protected]
営業時間: 月-金 10:00 - 18:00

地図

神楽坂にあるKitsuneori Worksの場所を示す地図

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